先日驚きのニュースが発表されました。あのサメ映画「MEG ザ・モンスター」の続編が上映されるらしいのです
良作サメ映画として度々名前が挙がる今作ですがぶっちゃけ面白くないといいますか、正直不快に感じたことも多々ありまして…
- 登場人物が間抜けすぎる
- 登場人物の情緒が不安定
- 無駄なシーンが多い
- そんなにサメが大きくない
このあたりが気になりました。とはいえ友人は楽しめたらしいのです
結局ステイサムが出てる時点でお察しでしょ?
そのあたりのことも書いていくのでよかったらどうぞ
出典 https://warnerbros.co.jp/movie/megthemonster/
ポスターは満点ですよね
お品書き
ストーリー
主人公のテイラー(ジェイソン・ステイサム)はレスキュー隊員で水中での救助活動のエキスパートだったが、潜水艦での救助中に救助を中断したとしてバッシングを受け退職に追い込まれてしまう。彼の「外部からの襲撃があった為」との主張は無視されたまま…
時は流れ中国の海洋研究所のチームは海底にはさらに底の層があるとの理論を証明するために調査チームを結成しその実証のために潜水艦を製造、そしてついに計画は実行され見事成功!
しかしその海域に潜む巨大生物に襲われ潜水艦は座礁、事態の収拾のためかつて同じ経験をしたであろうテイラーを招集。あまりの身勝手さに不満は抱えつつも元妻が潜水艦にいることを知ったテイラーはチームの救助に向かう
正直ストーリーはそんなに悪くないんですよ。ここからはネタバレ有りなのでご注意ください
不満点(ネタバレ有り)
こう言ってはなんだが題材がモンスターパニックなのであまり野暮なことをいうつもりはないですよ
- ゴリラが謎物質で巨大化(ランペイジ)
- サメが竜巻に乗って襲撃(シャークネード)
- 超巨大タコが豪華客船を襲撃(グリード)
全部ウェルカム…しかしこの映画はちょっと気なるところが多かった
登場人物が間抜けすぎる
主要キャラはレスキュー隊員のステイサムとエリート海洋研究員チームなのですが、この学者達無能すぎる
- ここまではサメも追って来れない→来ないわけがない
- この研究所は安全だ→その自信はどこから?
- このクレーンならサメを釣りあげられる→当然折れる
まぁパニック映画の様式美なのでそこまで言う程のことではないのかもしれませんが、クレーンの件は本当にひどかった。作戦を自信満々に説明してるシーンを観ていて思わず「小さくない?」と突っ込んでしまったほど
一応世界有数の海洋学者の設定なのですからもう少し適当な理由付け(船がこれしかないとか)をできなかったのでしょうか?
登場人物の情緒が不安定
キャラクターの突発的な行動が多く理解できなかい場面が多々ありまして
- 指示を無視し暴走→無事遭難→救助の手間が増える→逆切れ→謝罪のついでにベットイン
- 親友を襲われ復讐を誓う→捕まえたサメをバックにニッコリ自撮り→サメの死体で遊びだす
鮮烈に覚えているのはこの2つの流れ。劇中では1日もたっていないのだが妙に切り替えが早すぎないでしょうか?
自撮りは正直分からなくもないがなぜそんなに陽気なのか?
2つ目のシーンも納得できませんでした。正直逆ギレは理解できなくもないですが謝罪の際になぜそんな空気になるのか?
個人的にはただそういうシーンが欲しかっただけにキャラを動かしたせいで妙なシ-ンが生まれてしまったのでは?
無駄なシーンが多い
大きな問題を2つ挙げるとすればその1つ
wikiによるとこの映画の上映時間は113分となっているのですが体感として短く感じたのです
どう見ても尺稼ぎと思われるシーンが
- 最後の舞台となるビーチが判明したシーン→その後ビーチの観光PVのようなものが流れる
- セレブの犬→いきなり船に乗っている犬が出てくる→サメを察知し海に飛び込む→ラストで生還
- ビーチでの襲撃→逃げ惑う人ばかりでサメがあまり見言えない→被害がそこまで大きくない
これに関してははっきり言えますがまぁひどい
これらの展開に特に意味が無いんですよ。ビーチに人が多いことを示したいなら妙なPVのようにする必要はないですし、犬も特に話に絡むわけでもないですし
ビーチの襲撃に関してももっと凄惨なものになるかと思いきやただ泳いでたまに食べるくらいで実際人災のほうが…実はこのサメそこまで凶暴ではないのでは?っと感じたほど
このラストのビーチに関しては実在する場所のようなのでスポンサー的な配慮があったのか…考えすぎでしょうか?
そんなにサメが大きくない
大きな問題点2つ目
出典 https://warnerbros.co.jp/movie/megthemonster/
もう一度登場のメインビジュアル。いやぁ凄く大きいサメですよね
これ嘘です(直球)
この映画サメが2匹出てくるのですが確かにデカいです…が、このヴィジュアルほどデカくはないんですよね。
1匹目が倒された時に期待したのはさらにデカいのが来るのだろうと想像したのですが、そんなことはなかった
この映画が公開された辺りはなんの因果かモンスター映画が多々ありました。(ランペイジ シン・ゴジラ キングコング)
内容は賛否あるでしょうが個人的にはサイズ感はおおむねイメージ通りの物が多くそれだけでも楽しめましたが、この映画のサメはそこまでデカくない…むしろ場面によって変わってる可能性すら感じられますがそこまで大きくない!あくまで誤差レベルかな
ポスターのような10人パクっといけそうなサイズ感を期待しての視聴は正直がっかり感はすごいです。
デカさを売りにしてこの扱いは少し残念に感じます
総評 まじめに見なければ楽しめるかもしれない映画
ここまで書いてきての感想は細かいことに突っ込むことをやめれば楽しめる映画だと感じました
- サメが出てるから
- ジェイソン・ステイサムが出てるから
この2点だけに注目をすれば楽しめる…かもしれない。のですが正直おすすめはしないかな
では今回はこのあたりで…もしよければ↓の記事もどうぞ
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