皆さんは海外ドラマを見たことはありますか?
日本のドラマとは違い予算の規模の違うド派手なアクション作品や
その国ならではの問題を取り扱った作品など様々なものがあり
そういった作品を見ることでその国の事を少し知った気になれることもあり僕自身はかなり見てきました
問題点もありまして…
- 人気が出るとすぐ引き延ばす
- それゆえのキャラクターの崩壊
- そのくせ人気が落ちると容赦なく打ち切る
そういった意味では入門編としては完結した作品を見るのが一番ではないかと思う訳ですよ
そこで今回は上記の3つの問題を比較的クリアしている作品をざっくり紹介していきます
- ホワイトカラー (Disney+で配信中)
- バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 (配信中のサービスは無いようです。レンタルなら有)
- ジャック・リーチャー (amazonプライム独占)
いずれも海外ドラマの中では短めの部類に入るので入門編にぜひ!
お品書き
ホワイトカラー
出典 https://www.20thcenturystudios.jp/drama/white-collar
「ホワイトカラー」は2009年から放送が開始されたアメリカドラマ
構成としてはシーズン6の全81話で海外ドラマとしては短めで、ストーリーの癖も強くなく非常にとっつきやすい作品
話数的にはおそらく打ち切りなのでしょうがその幕引きは見事の一言!間違いなくおススメ出来る作品ですよ
ざっくりストーリー
主人公の詐欺師ニール・キャフリー(マット・ボマー)は出所を間近に控えた身でありながら失踪した恋人を探すために脱獄を行った挙句に捕まり刑期の延長を言い渡されてしまう
そんな彼のもとにかつて彼を逮捕したFBIのピーター・バーク(テイム・ディケイ)が現れ、近年増加しているホワイトカラー犯罪(知的犯罪)に対するコンサルトとしてオファーをする
要請を受け入れたニールだったが囚人でもある彼には発信機が取り付けられ24時間監視されることになってしまう
そのような環境の中ニールは捜査に協力をする裏側で失踪した恋人の手がかりを掴むために奔走する
おすすめポイント
このドラマのおすすめポイントを挙げると
- 登場キャラクターのほとんどが頭が良く話のテンポもよい
- イケメンとダンディのナイスコンビ
- 1シーズンが12話程度なので話の進行が速い
以上です!ざっくり解説しています
ざっくり解説
まず1つ目の登場キャラクターのほとんどが頭が良く話のテンポもよい
今作の舞台は詐欺師のニールとFBI捜査官のピーターを中心として展開されていくので必然といいますか登場するキャラクターのほとんどがいわゆるハイキャリアと呼ばれるような人間、もしくはそんな人間を狙っている人達で構成されています
バディ物のドラマによくある謎解き役と聞き役(ホームズとワトソン君)といった役割がほぼなく、ニールもピーターもお互いに頭が切れるのでこの2人のやり取りを見ているだけでワクワクします
そういった人物で構成されているので、作中水を差すような質問をするシーンが少なく物語もサクサク進み1シーズン約12話といった尺もありとてもストレスなく見続けられれるはずです
そして何より、キャラクターの品が良いのもおすすめポイント
主人公のニールを筆頭に大半のキャラクターが絵画や演劇といった芸術、グルメなどに精通しておりその様子を語る姿がまた様になること…
こんな人におすすめ!
総評!
- イケメン&ダンディコンビの活躍するドラマが見たい!
- スカッと軽い雰囲気のドラマが見たい!
- 雑な打ち切りだけは勘弁!
2014年終了の少し古いドラマですが、とりあえず何か1作といえば間違いなくこの作品といえるほどにおすすめできる作品です
現在はDisney+で配信されているようなので興味があれば是非とも…
バーン・ノーティス 元スパイの逆襲
出典 https://www.20thcenturystudios.jp/drama/burn-notice
「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」は2007年に放送が開始されたアメリカのアクションドラマ
こちらの作品も全7シーズンの74話という海外ドラマの中では中々取りつきやすい話数になっております
「ホワイトカラー」がスタイリッシュな刑事ドラマならこちらはド派手な探偵ドラマ
元CIAのエージェントがマイアミで奮闘する様子をパワフルに描き切っています
ざっくりストーリー
CIAのスパイとして活躍していたマイケル・ウェスティン(ジェニファー・ドノヴァン)はある日潜入任務中であるにも関わらず突然「解雇」されてしまう
命からがら逃げだしどうにか生まれ故郷のマイアミにたどり着いた彼だったが
待っていたのは資産凍結に身分剝奪、さらにCIAの監視付きとまさに踏んだり蹴ったり
まさに一文無しになったマイケルは「友人」のサム(ブルース・キャンベル)と「元恋人」のフィオナ(ガブリエル・アンウォー)協力を受け「何でも屋」として生きていくことに…
自身の「解雇」の理由を解明するためにマイケルは今日もスパイ時代とは比べ物にならないほどショボい仕事に立ち向かう
おすすめポイント
ずばりこのドラマのおすすめポイントは
- 元スパイのマイケルが霞むほどのクセが強い仲間たち
- スパイとしての経験を生かした型破りな解決法
- 日本語吹き替えがクリカンこと「栗田寛一」
最後の項目については賛否ありそうですが…そのあたりも語っていくのでよろしくお願いします
さっくり解説
今作の主人公のマイケルは元CIAのスパイ
スパイといえば「任務達成の為ならあらゆる手段を用いて任務を達成する」そんなイメージがあるのではないでしょうか?
事実マイケル自身も要所要所で冷酷な判断を下し強行しようとする場面も見られる…
のだが、いかんせんこのマイケルびっくりするほどのお人好しなのである
報酬の払えない依頼人の仕事もあっさり受けるし、マイケルを裏切った結果窮地に立った人物もなんだかんだ助けたり…本当に元スパイなの?
そんなマイケルを取り巻く人物も当然「良い人」
なんてことはなく、どうも一癖ある人物に囲まれており彼の悩みの種になることも…
そんな彼に舞い込んでくる依頼はマイアミという土地柄もあってか物騒なものばかりでマフィアやギャングは時にはテロ組織を相手取ることも…
そんな連中を相手にマイケルがかつてスパイ時代に身に着けたスキルや知識を用い出し抜く様はまさに痛快!
中には「こんなの放送していいの?」と感じるようなシーンも…(閃光弾の作り方や銃の溶かし方等)
そんなマイケルの日本語吹き替え版を担当するのはルパン三世でおなじみクリカンこと「栗田寛一」さん
正直初めて見たときは「ルパンじゃん!」っという感想が先行してしまうでしょうが、普段はクールだが多くの人物に変装するマイケルの設定にベストマッチ
特に度々現れる「田舎者の設定のマイケル」の演技は必見!
こんな人におすすめ!
総評!
- 小賢しい陰謀なんて吹き飛ばすパワーを持ったチームの活躍が見たい
- 軍事やスパイの少しニッチな情報を聞くのが大好きな人
- 「クリカン」含むベテラン声優による吹き替えを堪能したい
一話一話のクオリティがとても高いレベルのアクションドラマに仕上がっており、今回お勧めする作品の中ではイチオシ!
特に最終話を通しての演出にはニヤリとしてしまうはず
ちなみに、マイケルの相棒であるサムを主人公にした映画「サム・アックス 最後のミッション」もスピンオフ作品としてでなくても楽しめます!
現在動画配信サービスでの配信はありませんが、大体のレンタルサービスにはあるので是非とも…
ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~
出典 https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC-%EF%BD%9E%E6%AD%A3%E7%BE%A9%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BD%9E%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%EF%BC%91/dp/B09R275F47
「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」は2022年にAmazonで配信開始のアメリカのアクションドラマ
現在1シーズン(全8話)
完結と銘打っておきながらこの作品はシリーズ継続中です…しかしそこまで問題ないと感じたので紹介します。どうせなら新しい作品も知ってほしいので紹介しておきます
この作品は前述の作品に比べリアルでダークな作風となっており一味違った作品になっております
余談ですが、2012年と2016年に同原作がトム・クルーズ主演で映画化されています
タイトルはそれぞれ「アウトロー」と「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」
同じ「ジャック・リーチャー」ですが、それぞれ違った格好良さがあり映画もおススメ…と言いたいが2作目は見なくていいかも
ざっくりストーリー
ジョージア州の田舎町のマークレイヴにやってきたジャック・リーチャー
町の名物のピーチパイを食べようとした所を殺人容疑で拘束されてしまう
容疑は晴れたもののただならぬ気配を感じたリーチャーは現地警察のフィンリーとロスコーと共に秘密裏に捜査を始める
自身にもただならぬ因縁があることを知らずに…
おすすめポイント
今作のおすすめポイントを挙げると
- 少しやりすぎでは?と感じるほどのリーチャーのスペック
- 人物像が正反対のフィンリーとリーチャーのタッグ
- シリーズ継続中だがそのスタイルのおかげで縛られない
掟破りの継続中タイトルを出した理由についても語っていくのでよろしくお願いします
ざっくり解説
「ジャック・リーチャーシリーズ」の大体のあらすじとしては事件の起こった場所にリーチャーが現れ、解決をするといったもの
トム・クルーズ版も大体似たような展開でした(因みに原作の知識はほぼ無いです)
なので基本的にはリーチャーは序盤支援無しの状態で事件に挑む訳になるのです
そんな中発揮されるのがリーチャーの凄まじいスペック
- その体格から繰り出される想像以上の戦闘能力
- パワー担当かと思いきや推理力や洞察力に関してもピカイチ
- 一般的な常識や倫理観に囚われずに捜査を行えるメンタル(そして基本的に正しい)
とんでもないスペックである。その凄さは1話目の段階ですでに発揮されており、正直「負ける未来が見えない」という少し困った事態を招いてしまっている
一方、そんな輩が現れ苦労する人もいる。今作では相棒役を務める現地警察のフィンリー警部
生真面目な性格の彼はリーチャーの捜査方針や言動に対し不快感を示すが、その能力や信条に徐々に興味を持ち終盤では見事な理解者へとなる
最終話の覚醒ともいえるほどの大暴れやダイナーのシーンは物語の締めくくりとして素晴らしいの一言…このエピソードの主人公は彼かもしれない
こんな人におすすめ!
総評!
- 巨大な陰謀に挑むハードボイルドなヒーローが見たい
- 序盤の圧倒的な状況をひっくり返す爽快感を得たい!
- スッキリした新作ドラマを追いかけたい!
話の内容自体は暗いのですがそのスピード感と会話のテンポの良さが見事にそれを感じさせません
もし何か新作ドラマを探していて、尚且つ刑事ドラマがお好きな方にはぜひ!
まとめ
今回はあっさりと見える短編ドラマをざっくり解説していきました
いずれもあっさりスッキリ見えるドラマばかりになっています
もし時間ができた時などに見てみてはどうでしょう?
もしよろしければ他の記事もどうぞ
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